昼:ギョウザ

 チルドギョウザを焼いただけ。
 あと3個パックだったので余ってた納豆と、あまりに野菜がないのでむしったレタス。
 中華定食屋風に水ぶっ掛けて焼き−煮ー蒸しの過程を通過させるものの、最後の焼きが甘くてぶよぶよで生暖かいギョウザの水死体15%焼死体風になってしまう。
 レタスは玉のまんまの状態から、うおりゃと手で一部分をむしって少し水でジャブジャブ洗うだけ、多少寄生虫いたって、分け与える過栄養分はタップリあるんだくるならきてみろ状態。
 そいや同じ家で暮らしてる兄は美食家で、あっちゃこっちゃのうまいもの探訪に余念のない人だが、体重がピークだった頃に無鉤条虫と共生していたことが発覚し、さらにその上の兄に「あいつは寄生虫飼ってる状態でさらに太ってったのか」と評された人である。
 くだんの蟲は、自ら虫下しを飲んだ末に自力で引っ張り出し、ホルマリン漬けにして、なぜかしばらくわしの部屋に飾ってあった。
 「なんか妙な愛情があって捨てられないが気持ち悪いのでおまえ保管しといてくれ」だ、そうな。
 まあ、そーゆー人だ。