日本語のふしぎ

 上のページでの設問が「韓国に親しみを感じるか?」なのだけど、この親しみってのが微妙にクセモノで。

したし・む 3 【親しむ】

(動マ五[四])
〔形容詞「親し」の動詞化〕
(1)相手と接する機会が多く、それを身近な存在だと感じる。
(2)好んで継続的に接する。また、なじむ。

 これだけTVでもなんでも韓流だなんだと向こうのタレントやら言葉を連発されたらどうしたって(1)には該当しちゃうわけで、成功はしてないけどひっかけ設問かと思ってしまう。
 で、疑問に思ったのが、(1)の意味を持ちつつ(2)の反対の意味を持つ言葉って日本語にないんだろうかということ。
 身近で継続的に付き合わざるを得ないけれど、けっして好んでつきあいたいわけではない…みたいな言葉。
 忌む…とかがそうなんだろうか。
 嫌韓よりも忌韓の方が、なんとなくあってるような気もするし。
 言葉から考えると日本の文化って「身近で継続的に付き合う人は好きになりましょう」みたいな面があるのかなあ…とか、いまさら思ってしまった。
 外交の失敗とか、その辺の民族性にも原因がありそう。